浮浪は悪!地獄からの脱出
さらば新宿ドキュメンタリー

社会の底に生きるホームレスを大改造。
「たった1日で景色が変わる!」
ピカレスク人生劇場

オンナ抱けるのか?
姓は山崎、名は明かさず。年齢は重ねること四十数年。正確な年齢は不明だ。

「どうだろう、年齢とか気にしないからよ。誰も気にしてはくれないし…、なぁおい」
男の居住地は新宿中央公園の一角にある。仕事は半日歩き回って数百円の稼ぎにしかならない雑誌回収。

「明日は月曜日だろう。雑誌が多くでるから下手したら大台、千円いくぞぉ」
千円に一喜一憂する40代。そんな男にも、晴れやかな過去はあった。
「生まれは埼玉。だが全国まわったなぁ。北海道から京都まで。若い頃はよ、恐れを知らなかったから。 職もあったし。トラック乗っては西に行って、割烹勤めで北に渡って…」
男が最終的に選んだ仕事は警備員。勤続8年で役職に就き、一時は10人ほどの部下も抱えた。 実直な男は娯楽も知らず、狭いながらも両親に家を買い、妹の結婚式は全額負担で祝杯をあげた そんな家族想いの男だが、丸4年も家族には会っていない。
「会えないだろう、会いたいけど…」

男は会社の倒産と共に失業。体力と真面目さだけが売りの40男に、世間はとても冷たく、 バイトさえ見つからなかったという。そしてその状況は今も変わらないどころか、 時を重ねる度に更に難易度を増し、男の就職への野望心を完全にへし折っていた。

ホテルからの眺め

順風満帆の人生が急転、浮浪者へ。
バブル崩壊は40男の心を折った…


←住み慣れた街、新宿。4年間、
雑誌を拾って小銭を稼ぎ地面を這うように生きてきた。
初めて見下げる人々の営み。眩しすぎてよく見えない
改造中
←キレイにする。そんな当たり前のことも忘れていた。
長過ぎるホームレス生活で失われた人としての感覚を今、
取り戻していく…


浮浪生活を始めて以来、伸び放題の爪 入浴した途端、みるみるお湯が灰色に
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浮浪生活を始めて以来、伸び放題の爪。 爪切りはおろか、ハサミですら太刀打ちできないほどの重厚さは、 この4年間の苦労の重さを物語っていた
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入浴した途端、みるみるお湯が灰色に。 合計4度もお湯を張り替え、使ったヒゲ剃りはなんと5本。 息子ほどの若者に背中を流されながら、終始うつむくままだった。



両手に華 1500日ぶりのオマ●コ汁
←昨日までの自分にあり得なかった奇跡のシチュエーション「両手に華」。
ワインを持つ手が微妙に震えているのは不安か、興奮か、喜びか‥


一度その身に落ちたら、這い上がるどころか現状維持すらも困難。落ちるだけの立場がホームレス。 生きるために残飯を漁り、無駄に続く長い時間を眠って過ごし、思い出を忘れるために酒を浴びる日々。 冬は凍死、夏は脱水。ホームレス同士の窃盗も横行し、同じく時間を持て余した 少年たちによる襲撃事件も後を絶たない。山崎氏は語る。

「良い事なんてないよ。縄張りもあるからね。テントなんて勝手に建てられない。金なんて貯めても盗まれるだけ。おもしろ半分なんだろうけどさ、いきなり石をぶつけてくる奴もいる。それが小中学生のガキだよ。少なくとも俺は弱い者イジメはしなかった。ただね、そんなエゴも世間には通用しないから…」

再生、再起の機会は日に日になくなっていくだけ。それを止める術もなかった。
そんな時に偶然巡り会った今回の改造計画。

「いやーたまげたなぁ。たまげたなぁ」

改造中、常にそう言い続けた男は、翌日には就職を決めてみせた。住み込みのパチンコ店勤務。気が付けば新宿とオサラバしていた。 清潔にしただけ。身なりが変わっただけ。女を抱いただけ…。 少しづつの変化が、男に自信を与えたのだ。この笑顔はきっと、近いうちに再び家族に齎されるだろう。改造したのは外見ではない。変わったのは、男の心。


恐ろしいまでの変貌を遂げた 「人間、変われば変わるもんだな」恐ろしいまでの変貌を遂げたのはなにも容姿だけでなく、心もそう。夢か幻か、確かめるように貪った
禁欲生活から解放され本能を解き放つ。粗食のツケか、勃ちはイマイチだが、それでも美味い女体の味。急に社会生活が恋しくなった それでも美味い女体の味
女体の味 女体の味 当日の「思い出」が決意させたのか、 後日ホームレス仲間から「アイツ、この公園から出てったよ」との報告をキャッチ。 さらば新宿浮浪暮らし、人生を変えた最高の1発!


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