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2007年09月25日
「鷹木 竿主」社長 インタビュー
「鷹木 竿主」社長 インタビュー
07年
ここ以外の場所ではどんなところでやっていらしたんですか?
「ここで初めて次が大塚で、その次が池袋、それから六本木で交際クラブみたいなのをやってましたね。池袋はもう閉めちゃったんですけど、六本木はまだやってますよ。あそこはもう五年以上やってます。SM専門の愛人バンクみたいなカタチですね」
六本木はどんな感じでやっていたんです?
「SMってどうしても個人のパートナーをどうしても探したいという人がいっぱいいるんですよ。でもSMクラブの店の中だとそういうのってなかなか見つからないんですよ。だからそういうものを作ろう、ということで」
デートクラブ条例に関してはどうなんですか?
「ちゃんとやってますよ。あれも都内にしかないものですからね、東京以外の土地ではないものだから、でも違反はしないようにしていますよ」
2ちゃんねるでいろいろあったみたいですが…?
「ある程度はいいんですよ、こちらで対処しきれているぶんには。でもちょっと手を抜くとわけの分からない書き込みがばーっとあったりして。書いているのは風俗経営とは無関係の人たちだと思いますよ(笑)。でも私も『脳内経営者』なんて言われたこともあって、ようするに実際にはやってなくて、勝手に脳内だけでやってる奴なんだろ、みたいに」
そんな風に言われたんですか?
「ええ(笑)。言われちゃいましたね」
でもコンサルティングもやってらっしゃるんですよね?
「あれはでも僕が主体というわけではないんですよ。いわゆる、アドバイザーというか、そういった形で一緒に協力してくれないかって言われてやっているものですから。基本的に僕は開業したいという方と会って話を聞く、という段階だけなので。交通費だけで充分です、という姿勢ですね」
じゃあまるまるコンサルティングをやっているわけではないんですね?
「そうです。でも2ちゃんの影響でいろんな方が連絡してきたりとかはありましたけどね。僕は開業するまでのアドバイスだけで、開業してからはあなたの責任でやってくださいね、という形でやってます」
大体都内の経営者の方が多いですか?
「そんなことないですよ。全国、けっこういろんなところから来ます。北海道だったり関西だったり沖縄だったり。ほぼ全域にいますよ」
すごいですね、それは。
「一度名古屋でオフ会やったことあって、名古屋の経営者の方とかとみんなで集まって話したりとかしましたね」
名古屋ってどうですか?
「名古屋はヘルスで有名だからというのもあるんですけど、SM系とかは全然無いんですよね。個人サークルみたいなのはたくさんあるんですが、いざ商売となると全くないんですよ。不思議ですよね」
そうなんですか。本当に不思議ですよね。タカギ社長はなぜこういうお店をやっているんですか?
「それは、あの自分がMだとすると、同性のSの人の気持ちとかってなかなか分かりにくいものじゃないですか、感覚的に至らない部分が多くて。だからS同士だといろいろと『こんな感じのだといいよね』というのがあっていいんですけど、どうしてもそういうのが分からなくて、それならそういう場を作ってしまえばいいかな、と思ってやってるんですよ」
お店のコンセプトとしてはどのようなものなんですか?
「この店は比較的ハードな方だと思いますね。マニアックな感じの。縛りは当たり前ですね。お客さんに好みを聞くと、縛りをやりたいという人は多いですね。縛り、ムチ、バイブ責めがあって、その他にアナル系があるという感じですね」
店の女の子は大抵こなせるんですか?
「入店したての頃からオールマイティーな子っていうのはいないですね。その都度教えていく形でだんだん育っていくんですよ。M女っていうのはまずお客さんよりもプレイを楽しむっていう気持ちがないとお客さんも満足できるようなプレイっていうのはできないんですよ。ですから、まずは女の子がSMを楽しんでくれないとダメなんですね」
なるほど。以前、プレイよりもマナーのようなものをまず覚えるのが重要とおっしゃってましたけど。
「そうなんですよ。それはどこのお店もそうだと思いますが、お客さんはちょっとした積み重ねというか、細かい部分での気配りで感動してくれたりするんですね。そこへうまく対応していけたらと思うので、ちょっとした気遣いの部分というのは重要視してますね。例えば女の子のフェラがぎこちなくても、一生懸命やってそれがお客さんに伝わっていれば大抵のお客さんっていうのはリピートするものなんですよ。そういうものだと思うんです」
性病対策について何かありますか?
「女の子に注意を促すとかは基本だと思うんですよね。その先の、誰が責任をもつのか? というポイントでやっぱり議論になりますよね。かかってしまった後、という状況です。これに関しては風俗店は本来責任を持たないと思うんですよ。性病を持ち込むのはお客さんな訳ですし。ですから、女の子にそういうお客さんが来たらこう対処しろ、みたいなことは教えるようにしていますよ」
なるほど。
「まずは防止したいんですよ。女の子側も店側もしっかりした知識を身につけて対処していくというのが理想です」
今後の風俗というのは気になりますか?
「そうですね。でもほとんどの経営者の方は気にはなっていても長期では考えていないんですよね。今年は、とか来年はこんな風に、と考える人はいても5年後10年後にこうしていよう、という人ってまずいないんです。なので、もし長期ヴィジョンをもつとするならばどういったカタチのものをもつかというのが課題になってくると思うんですよ」
タカギさんのヴィジョンというのはありますか?
「僕のは、SMですね。SMがどう変化していくのか、というのを考えています。8年前にSMを初めてから現在までにそうとうな業態の変化というのはあったんですよ。ネットがどんどん普及して、雑誌よりもホームページが今の有力な広告媒体になっているじゃないですか? 特にSMなんて家に情報誌を置いておきにくいものですよね? 家に雑誌をおいておくより、ホームページにアクセスした方がはるかに効率いいですからね」
広告媒体の効果を知るためのコツみたいなのってありますか?
「うーん、三ヶ月くらいは同じ媒体に広告を出し続けないと効果はわからないですよね。雑誌はずっと載せていたんですが、やっぱりここ最近は効果がなくなってきていて…。8年前なんかはほとんどが雑誌のお客さんだったんですけどね。他のSMクラブも雑誌広告はどんどん減ってると思いますよ。昔みたいに『雑誌に載ってるからちゃんとしたSMクラブだ』っていうのがなくなってますからね」
それにはネットの普及以外の原因って考えられますかね?
「まぁSM専門誌の場合は、どんどんグラビアが過激になってきてるじゃないですか、あの流血ものとかね。ああいうのを求めているお客さんがそのままSMクラブに来て同じプレイがしたいと言われてもできないんですよ。その差異みたいな部分で、読者と店の距離感っていうのが出来てきちゃったんじゃないかと思います」
過激な方に行っちゃったんですね。読者は。
「そうですね。専門誌自体の部数も減っているみたいですし、今後は苦しいと思いますよ。出版関係は」
サイトはどの辺に載せてましたか?
「うーん、一通り載せてましたよ。ラブギャラリーさんとかビッグデザイアさんとか、今はあとモバイルサイトの方でもどんどんやってますね」
ホスラブみたいなところで求人を出したりはしますか?
「ホスラブって、風俗嬢の2ちゃんねるみたいなところですよね? たしかに効果はあると思うんですが、ああいうところを見る女の子っていうのはすでに風俗をやっている子なんですね、ほとんど。だからうちのように素人の子を育てていくという店には向いてないんですよ」
一般の週刊誌だったら来ますかね?
「それは載せてくれないですよ(笑)。でも一時レディースコミックが流行ってたときはかなり効果ありましたね。『アムール』っていう雑誌にうちが始めてSM店の広告出したんですよ。そのときは凄かったです」
今はダメですかね?
「今はネットですね、結局。うちは広告費は10万くらいですね。かけているのは。それ以上はやってないです。全部ネットで」
時代はネットなんですね。
「雑誌広告はもうダメだと思いますよ。ネットしか効かない。だから雑誌に載せるにしてもホームページのURLを載せるのはもう必須というか、常識なんですよね。まずはお客さんも女の子もネットを見てから来るっていう」
タカギさんが考える今後の展開はやっぱりネット…。
「そうですね。このままネットはまだどんどん発展していくと思いますよ。やり方も変化していくと思いますしね」
【鷹木竿主プロフィール】
PCネット草創期よりSM関係サイトの管理者を歴任。
SM業界の多数の方々と交流を深める。
1998年、鶯谷に素人M女専門のSMクラブを開業。
現在はSMプレイ講師、SM誌ライターとしても活動中。
東京都在住、48歳、独身。
【店舗紹介】
投稿者 asidru : 2007年09月25日 17:44 : トップへ戻る

















